Channel：アラフィフパパの『開脚チャレンジ』ストレッチ【世界最强身体ケア】
日本の骨粗しょう症の患者数に関するデータを見ると、男性よりも女性の方が患者数は圧倒的に多いというのが現状です。
様々な調査や推計によって多少の数字の変動はありますが、一般的に日本の骨粗しょう症患者数は約1,300万人と言われており、その内訳は以下のようになっています。
* 女性: 約1,000万人（全体の約77%）
* 男性: 約300万人（全体の約23%）
したがって、「実は男性のほうが患者が多い」という見解はデータとは異なります。
なぜ女性に多いのか？
骨粗しょう症が女性に多い最大の理由は、女性ホルモン（エストロゲン）の減少にあります。エストロゲンには骨の新陳代謝を調整し、骨が壊れるのを防ぐ働きがあります。しかし、閉経を迎えるとエストロゲンが急激に減少し、これに伴って骨密度も急激に低下するため、骨粗しょう症の発症リスクが大きく高まります。
男性も油断は禁物
しかし、男性も骨粗しょう症とは無縁ではありません。推計300万人という患者数は決して少ない数字ではなく、高齢化が進む日本では今後も増加が予想されます。
男性の骨粗しょう症の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
* 加齢: 女性ほど急激ではないものの、加齢とともに骨密度は徐々に低下します。
* 生活習慣病: 糖尿病、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患（COPD）などは骨の代謝に悪影響を及ぼし、骨粗しょう症を進行させるリスクがあります。
* 薬剤: ステロイド薬の長期使用なども骨を弱くする原因となります。
また、男性の場合、骨折した後の死亡リスクが女性よりも高いというデータもあり、骨粗しょう症は男性にとっても見過ごせない病気です。
「骨粗しょう症は女性の病気」というイメージが強いのは確かですが、男性も骨の健康に関心を持ち、予防に取り組むことが重要です。
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