【PBM – Prisoner Beauty method】懸垂が変わる★胸を開き美姿勢を作る★女性にも出来るプッシュアップ【プリズナートレーニングThe Push-up STEP2】

トレーニー男子

Channel:PBM – Prisoner Beauty method

今回はインクライン・プッシュアップを通して、懸垂(Pull-up)に必要な“背中で押す”感覚を養いながら、
肩こり・猫背の改善にもつながる、美しい姿勢と締まったボディシルエットを作るトレーニングです。
机などのサポートを使うので女性にも十分可能なプッシュアップです。

🔹懸垂との関係
懸垂とプッシュアップは「引く」と「押す」で正反対の動きに見えますが、
実はどちらも共通して大切なのは “脇の下から背中へ力を伝えるライン”。
インクライン・プッシュアップでは、
• 母指球・小指球・手首の三角支点で支えることで、前腕〜上腕〜背中へ力を正確に伝え、
• 脇の下(前鋸筋)で押すことで、懸垂で引くときと同じく、広背筋・大円筋が連動して働く。
つまり、腕だけで押さずに“背中から腕を動かす”練習になる。
これは懸垂の「引き上げフェーズ」で体を軽く持ち上げる時と同じ力の流れ。
この種目を通して、懸垂に必要な肩甲骨の下制・安定性・肘の軌道が自然に育ちます。
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🔹姿勢改善・肩こり解消のメカニズム
① 脇(=前鋸筋)が動くことで肩甲骨が正しい位置に戻る
肩こりの多くは、肩甲骨が上に引き上げられて固定されていることが原因。
インクライン・プッシュアップでは脇の下で押すことで肩甲骨が下がり、背中の下部で支えるポジションに戻ります。
これにより、肩の重さが抜け、首が長く軽く感じられます。
② 背中(広背筋・僧帽筋下部)が働くことで姿勢の土台が変わる
猫背の人は胸が硬く、背中が弱い状態。
この動きでは「背中で押す」感覚が育つため、胸を開く筋肉に頼らずに背面の引き上げ筋が主導権を取り戻します。
結果として、肩甲骨が背中に吸い寄せられ、デコルテが開き呼吸が深くなる。
③ 押す動作の中で肩甲骨が滑走し、血流が改善する
肩甲骨が動くことでその下の筋膜や血流が活性化し、
首〜肩〜背中の慢性的なこりや張りをリリース。
デスクワークやスマホ姿勢で凝り固まった上半身にも最適です。
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🔹女性にうれしい変化
• 二の腕・脇まわりの引き締め
• デコルテラインのリフトアップ
• 肩が開き、姿勢美人に見える
• 懸垂が軽く感じられるようになる(押す力が引く力をサポート)
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このインクライン・プッシュアップは、単なる腕のトレーニングではなく、
懸垂の基礎をつくりながら姿勢を整える「美のベースワーク」です。
しなやかに、そして機能的に強く――PBMが提案する“美しい背中と軸”を作っていきましょう。
【肩・手首・腕が硬い方は指ヨガをおすすめします】
肩や腕が硬くて動きづらい方、手首に負担を感じやすい方、
そして懸垂中に肩を痛めないために!
肩や手首が硬いと懸垂の効果も出にくくなります。
そんな方は、指先から整える“指ヨガ”もぜひ取り入れてみてくださいね。
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前鋸筋・広背筋・腹横筋など、懸垂に必要な筋肉とつながる「指〜腕〜体幹ライン」を整えることで、
より安全に、より効率よくトレーニングできる身体が育っていきます✨

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